くらし情報『【哀悼掲載】斎藤洋介さん、複雑な家庭環境で育つも最期まで注ぎ続けた「母への愛」』

2020年9月20日 11:30

【哀悼掲載】斎藤洋介さん、複雑な家庭環境で育つも最期まで注ぎ続けた「母への愛」

■お父さんに惚れ込んでいた母

母親は、明治生まれです。

父親より年が上だったんですけど。酔っ払って深夜近くにしか帰ってこないのに、食事の用意をして、ずっと待っているんです。ひどい時には、何時に帰るかわからない父親のために、食事が始まらない時がありましたから。

あれだけ酒を飲んで帰ってきても、家で晩酌をするんです。父親だけ、ちゃんと酒のつまみ用に1品余分に作ってまして。子ども心に、(なんか不公平だな)と。

父親が、ちょっと目を離したスキに、残ってた酒をグッと飲む。いまやっと自分が飲むようになるとわかるんですが。あと残り少ない酒を大事に飲みたいんですね(笑い)。

母親は、僕が盗み酒をしているその姿を見ると、叱るんですよ。「お父さんが、大事に残しているのを……」って。

子どもが喜ぶようなご飯のおかずって、あまり、なかったんですねぇ。小さいころから煮物とか煮魚とか。そんなのがずーっと続くと、さすがにヤになっちゃって。ご飯にソースとかかけて、ご飯だけ食べるときもありました。

今思えば、決して料理の腕がまずかったんではなくて。あまりにも大人の、酒の肴の料理ばっかりが、ご飯のおかずになっちゃうので……。

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