くらし情報『「息子が、人を殺した」地獄を見た《加害者家族》の苦悩、自ら命を絶つ親も』

2020年9月28日 17:00

「息子が、人を殺した」地獄を見た《加害者家族》の苦悩、自ら命を絶つ親も

「息子が、人を殺した……」ある日、突然“加害者の家族”になった人たち。その実態は、どこにでもいるごく平凡な家族だった。凶悪事件も含め、200件以上の殺人事件の家族を支援してきたNPO法人World Open Heartの理事長・阿部恭子さんがレポートする。

「息子が、人を殺した」地獄を見た《加害者家族》の苦悩、自ら命を絶つ親も
※画像はイメージです
「息子が、人を殺した……」

警察署から乗り込んだタクシーの中で、茫然と呟く妻の手を夫は強く握りしめた。

麻衣(仮名・40代)は、ふたりの子を持つ専業主婦で会社員の夫と4人、平穏な生活を送っていた。その日も、いつものように4人で夕飯をすませ、散歩に行くという高校生の息子を送り出した。

帰りの遅い息子が気になりだしたころ、自宅の電話が鳴った。娘が電話に出ると、警察からだという。まさか、息子が事故にでも遭ったのではないか……。麻衣が急いで電話を代わると、受話器の向こうから、信じられない言葉が聞こえてきた。息子が、殺人容疑で逮捕されたというのだ。

■ある日突然、息子が殺人犯に

息子は夜道に、帰宅途中の女性を持っていたナイフですれ違いざまに刺して死亡させたという。犯行の動機について、「突然、人を殺したい衝動に駆られた」

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