くらし情報『「息子が、人を殺した」地獄を見た《加害者家族》の苦悩、自ら命を絶つ親も』

2020年9月28日 17:00

「息子が、人を殺した」地獄を見た《加害者家族》の苦悩、自ら命を絶つ親も

手紙の多くは、「息子さんに面会に行ってあげて」「傷ついた兄弟のケアも忘れずに」といった親としてすべきことを応援する内容だという。

親に責任がないというつもりはない。しかし、子どもを殺人犯に育てる親などいない。事件が起きただけで十分に苦しんでおり、それに追い打ちをかけるように一斉にバッシングし、追い詰めたからといって事件によって失われた命が戻ってくるわけではない。

親がこの世からいなくなるということは、少年の更生の支え手を失うことでもある。社会がすべきことは、具体的な親の責任を明らかにし、正しい方向へと導くことではないだろうか。阿部恭子(あべ・きょうこ)
NPO法人World Open Heart理事長。日本で初めて犯罪加害者家族を対象とした支援組織を設立。全国の加害者家族からの相談に対応しながら講演や執筆活動を展開。著書『家族という呪い―加害者と暮らし続けるということ』(幻冬舎新書、2019)、『息子が人を殺しました―加害者家族の真実』(幻冬舎新書、2017)など。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.