くらし情報『くも膜下出血で「脳死」 宣告を受けた佳那晃子、夫の献身的な看病と“奇跡の回復”』

2020年10月4日 08:00

くも膜下出血で「脳死」 宣告を受けた佳那晃子、夫の献身的な看病と“奇跡の回復”

目が開いているけれど、横たわっているだけで……」

暗い表情で源さんがそう回想する。

2013年1月。自宅にいた佳那は突如、くも膜下出血で意識不明の重体に陥った。医師からは病状が最も重い「重度5」を宣告され、一時は脳が完全に機能を失う「脳死」宣告を受けたという。

幸い蘇生措置が成功し一命を取りとめたが、それでも自分で息もできないほどだった。

「もう死んだと言われていたけれど、生きて戻ってきてくれた。あとはどこまで戻すかです」(以下、源さん)

そうして始まった、夫婦の長い闘病生活。なんとか「脳死」は免れたが、それでも脳の一部しか機能せず、会話はおろか、排尿や排便を制御することさえできない「植物状態」からのスタートだった。ごくまれに回復することがあるというが、絶望的な状況であることには変わりない。

■看病生活は「一喜一憂しないこと」

源さんは看病のため、4年ほど前に自宅の静岡県熱海市から東伊豆にある病院の近くまで引っ越したという。

普段はどんな生活を送っているのか。

「贅沢しなければ暮らせるギリギリの水準ですね……」

今の生活を「世捨て人」と言う源さん。年金や過去の作品の著作権、たまに構成作家のアルバイトをするなどして月に20万円程度の収入を得ているが、1か月のアパートの家賃が3万5千円、佳那の入院費は12万円ほどだ。

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