2020年10月14日 11:00
『女性の品格』の坂東眞理子が熱弁「人生後半は“かきくけこ”を合言葉に!」
で、50代女性には“そろそろ親の介護が始まるから”と躊躇(ちゅうちょ)する人も多いかもしれない。
「じっさいに起こるかどうか、わからないことを心配して何も動かないのはもったいない。私の知り合いの女性は数年前に“介護が始まるかもしれないから”と、素晴らしい仕事のオファーを断りました。でもね、そのお母様は今でもお元気なの。彼女“あの仕事、受ければよかったわ”と、悔しがっていましたよ」
同様に自分が老後、子どもたちの負担にならないために今からできることはたくさんある。その第一歩が“私も自分なりに頑張ってきた”と人生を肯定することだ。他人の人生との比較ではなく、自分の尺度で「今の私」「過去の私」を受け入れること。そこから明るい後半人生は開ける。
「自己肯定感を持って。頑張ってきた自分を知っているのは自分だけ。自分の人生を受け入れられた人は、自分にも周囲にも優しくなれます」
そのうえで“あいうえお”(写真ページのイラスト参照)はやめて、以下に紹介する“かきくけこ”を目指す。さらには“新友”をつくる、“ベター”を目指す、今日の用事や行く場所を持つといった『人生後半の3か条』(次ページで解説)
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