くらし情報『「母を介護したくない」娘たちの葛藤と、“親子愛”信仰への違和感』

2020年10月15日 08:00

「母を介護したくない」娘たちの葛藤と、“親子愛”信仰への違和感

「母を介護したくない」娘たちの葛藤と、“親子愛”信仰への違和感
※画像はイメージです
この20年、“重い母”に人生を支配され、生きづらさを抱える娘をテーマにした本やドラマが増え、共感が広がっている。

■親と無理に和解しなくてもいい

暴力やネグレクト、親自身の依存症などわかりやすい虐待だけでなく、過干渉や言葉の暴力など複雑でわかりにくい虐待を母から受け続けたことで苦しむ娘は少なくない。

母との間に確執や断絶を抱え、成人後は距離を置いて暮らしてきても、母に介護が必要になれば、当然のように娘に介護者役が期待される。

そんな苦しい娘たちの心情を取材し、「きらいな母の介護はしなくてもいい」と伝えてくれたのは、フリーライター・寺田和代さんだ。

「私は子ども時代に父が自死し、その後、母と養父から暴力や暴言を受けて育ちました。30代半ばで深刻なうつ病で倒れたことを機に、自分の生きづらさの原因は親との関係にあったことに気づき、カウンセリングや自助グループに通うように。母ががんで余命いくばくもないと聞かされたときも会いに行くことを選ばず、ただ1度だけ、自分の気持ちを長い手紙に書いて送りましたが、最後まで返信はありませんでした」

母親が亡くなったときは、和解か断絶かで揺れ続けた長年の葛藤から自由になれたそう。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.