2020年10月21日 05:00
《兵庫・宝塚》アイス食べられ生徒に暴行の教師、他生徒には「優しい先生」の二面性
殴ってはいない」
と犯行の一部を否認。逮捕直後は、反省や謝罪を口にしていなかったようだ。
■「怒った姿なんて1度も見たことがない」という声も
実は容疑者の体罰という名の「暴力」は、これが初めてではない。前任校で生徒に頭突きをくらわすなど計3回の処分を受けていたのだ。
また、事件の1か月前には怒りをコントロールする指導者研修を受けたばかり。日ごろから暴力的な問題教員だったことは想像がつくが……。
「いや、とても優しい数学の先生ですよ。怒った姿なんて1度も見たことがない」
と現役の2年生男子。別の2年生男子も、
「口数が少なくて冗談も言わんけど優しくて、教え方がうまい。ボクの中ではNo.1のいい先生。あんなことをしたなんて、信じられへん」
と驚いたようす。元教え子もこう証言する。
「すごくソフト。授業中、寝ている生徒がいても、優しく起こして“頑張ろう”と言ってくれる。わからないところがあれば、放課後に自分の時間を削って、理解できるまで丁寧に教えてくれました」
容疑者は約8年前、西宮市郊外の見晴らしがいい高級住宅街に引っ越してきていた。
「えっ、あの事件は上野さんのこと?奥さんも働いているようで、子どもさんはいないかと。
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