息子は高校生なので、僕がしたことも理解できる年齢なので「ママがいるのに」と、恨み節も言われましたね。
ただ、昔から子どもたちには“悪いことをしたら謝る”ということを教えてきたので、きちんとみんなの前で謝ることが、親としての筋だと思いました。
■日本では人生のやり直しが難しい
山路記者に直撃されたときは、どんな心境でしたか?
原田自宅の前で直撃されたので、早く帰ってほしかったんですよね。
ただ、僕が「責任をとります」と伝えたら、記者に「変なことしないでくださいよ」と言われたんです。明言はしなかったけど、自殺しないでくれ、という意味だったと思います。僕の言う“責任”は、みんなの前で謝ることだったので、少し驚きましたね。
山路日本は“人生のやり直しが難しい国”だと言われていて、その難しさが、日本の自殺率の高さにもつながっている、という意見もあります。
原田他人に厳しいということでしょうか?
山路厳しいというか、日本独自の倫理観である“武士道”が影響しているように感じます。武士のようにルールや規則を守ることが美徳とされている日本では、ルールを破った人に対して、とても厳しい。例えば、不倫をした人をSNSで徹底的に叩くのも同じ理由なのかもしれません。
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