2020年11月9日 16:00
上野樹里、さまざまな職業を演じて気づいた「女優じゃなかったらやってみたい仕事」

上野樹里撮影/廣瀬靖士
’19年に放送され、高評価を受けたヒューマンドラマ『監察医朝顔』。主人公の法医学者であり、母の顔も持つ万木朝顔を演じるのは上野樹里。大きな反響のあった第1シーズンをどう受け止めているのか聞くと、
「以前、お世話になった監督さんから“すごく感動した”という感想をいただいたこともありました。私自身は、自分の作品を客観的に見るのが難しいので……」
■前作では描かれなかった
暮らしぶりがわかる
東日本大震災で母を亡くした朝顔が、ご遺体の最後の声を聴く法医学者として成長しながら、母の死と向き合い、結婚をして自らも母親となった前作。33年続く月9史上初となる2クール連続放送(来年3月まで)となる今作では、よりドラマの登場人物たちに深く迫っていく。
「第1シーズンでは描かれなかった、朝顔が勤める興雲大学法医学教室のスタッフそれぞれにどういう背景があって、どんな暮らしぶりをしているかにも触れていきます。なので、より一層、みなさんがドラマに感情移入してくださる気がして。
もちろん、万木家の人たちも困難にぶち当たります。予想外のことが起こるかもしれませんが、それはドラマを見ていただいたら」
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