くらし情報『ひきこもり当事者“コロナ禍”の明暗、リアルな居場所が消え「がちこもり」になる不安も』

2020年11月14日 16:00

ひきこもり当事者“コロナ禍”の明暗、リアルな居場所が消え「がちこもり」になる不安も

世の中の価値観なんてあっという間に180度変わりますね。歴史的瞬間の目撃者になったような気がします」

さとうさんは、昨年夏、縁あって就職、都内の会社近くにマンションを借りて仕事に邁進(まいしん)していた。上司のお供で海外出張までこなしていたが、コロナ禍で多くの中小企業同様、勤務先も経営が厳しくなった。そこへ慣れない東京暮らしもあって心身の調子を崩して退職。ひとり暮らしをしていたが、実家に戻った。

仕事は辞めていたが、彼は元気だった。「コロナ禍で考え方が変わったか」と尋ねると、驚くほど前向きな答えが返ってきた。

「誤解をおそれずに言えば、すごくチャンスだと思いました。ウイルスは権力者やお金持ちにも平等に襲いかかり、社会を強制的に変える力がある。多くの人は生活水準が下がることを恐れていますが、僕はもともと生活水準が低いので耐性があります。アフターコロナの世界では、何もしがらみがない僕のほうにチャンスがあると思いました」

彼はYouTubeを使って英語での発信を始めていた。それを見たコロンビアやアメリカ、イギリス、ブラジルなどのひきこもり当事者たちと英語でやりとりをし、インタビューの様子もアップしている。

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