2020年11月14日 08:00
【女性の保険】20年で約777万円の損をしていた人も! ムダの省き方をプロに聞く

※写真はイメージです
「女性にとって50代は保険を見直すタイミング。ライフステージの変化で備えるべきリスクの優先順位が変わり、昔の保険が今のニーズには合わないということが起きる時期です」
というのは、ファイナンシャルプランナーの横川由理さん。加えて、これまでの加入実績と、それに応じた年金額などが記された「ねんきん定期便」を見ることで、老後の年金額が確定してくるのも50代だ。
■払いすぎ・不要な保険は今こそ仕分けを!
「年金額が明確になれば、貯金や資産をリストアップして、いくら足りないのか、足りるのかがクリアになってきます。貯蓄が十分なら、保険に入る必要はないケースもあります」
例えば50歳で月々4500円の医療保険に加入し、85歳まで払い続けるとすると支払総額は189万円になる。それに対して支払われる保険金は、入院給付金10万円+入院1日あたり5000円だとすると2か月入院したとしても30万円ほどだ。
「本当に“入っててよかった”と思えるのか、よく計算をしたほうがいいですね」(横川さん、以下同)
さらに保険商品は、「○△」という商品が「新○△」というふうに3年周期ぐらいでその時流に合わせてリニューアルすることが多いため、定期的に見直しが必須。
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