くらし情報『「ペコちゃん」看板娘になって70年!戦後の日本が「不二家」に込めたエール』

2020年11月28日 11:00

「ペコちゃん」看板娘になって70年!戦後の日本が「不二家」に込めたエール

■ペコちゃんが人々にかける「魔法」

管理業務部・販促企画課の瀧澤美空さんが服装へのこだわりをこう明かす。

「“かわいい”だけではなく、驚きと興味を持ってもらえる特長のある衣装でないと採用されません。毎日店舗の前を通る人を飽きさせないために1度採用した衣装とかぶらないようにチェックもします」

2000年代までは、子ども服のトレンドファッションを意識。2010年代以降は、SNSが盛んになったこともあり、ハロウィン市場で定着したコスプレタイプの衣装、ゆるキャラブームを意識した着ぐるみ衣装なども取り入れ、見る人がつい写真を撮りたくなる衣装を心がけてきた。

同社にはペコちゃんあてのお便りやSNSでのメッセージも寄せられるという。広報室の橋詰明子さんは、お客様サービス室に届いた心温まるエピソードを話してくれた。

「あるお客様が施設に入居されることになり、長年連れ添ったペコちゃん人形を処分するなんてできないからと、弊社に寄贈してくださったんです。現在も、そのペコちゃんは不二家秦野工場内に展示されています」

ひとりの高齢者の生涯に寄り添い続けたペコちゃんは今、世の中を癒すお菓子作りのために働く従業員たちのそばで、またにっこり笑う。

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