くらし情報『「ペコちゃん」看板娘になって70年!戦後の日本が「不二家」に込めたエール』

2020年11月28日 11:00

「ペコちゃん」看板娘になって70年!戦後の日本が「不二家」に込めたエール

私にとってペコちゃんは、楽しい記憶。今でも、亡くなった子のためにペコちゃんの洋服を買ったりします。私もペコちゃんコーデをするので、生きていたら親子で楽しめたかなと想像することはありますよ」

悲しみを乗り越えるとき、常にユキさんの傍らにはペコちゃんが笑っていて、背中を押してくれたという。

■戦後の荒廃した街に潤いを与えたい

元祖癒し系キャラ、ペコちゃんに勇気づけられた人は多い。そんな唯一無二の存在に成長した背景には、「2つとない」を意味する「不二」を社名にあてた株式会社不二家が、戦後、ペコちゃんを通して届けたかった「思い」が受け継がれている。

同社は明治43年、横浜市発祥の洋菓子店。創業の年の12月には、日本で先駆けてクリスマスケーキを販売し、パラソルチョコレート、カントリーマアムなど長く愛される商品を多数生み出してきた。

そんな華々しい歴史の裏には、時代に翻弄された影も感じとれる。関東大震災では3店舗すべてが全焼、第二次世界大戦では多くの店舗に加え、生産工場にも痛手を負った。

終戦後、再建に向けてスタートを切った同社は、ある商品の試作に打ち込んだ。のちの大ヒット商品、ミルキーである。

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