くらし情報『「私って、誰?」精子提供で生まれたことを知らされずに両親が他界した女性の複雑胸中』

2020年11月26日 05:00

「私って、誰?」精子提供で生まれたことを知らされずに両親が他界した女性の複雑胸中

「私って、誰?」精子提供で生まれたことを知らされずに両親が他界した女性の複雑胸中
※画像はイメージです
最近、話題に上がる「AID」(非配偶者間人工授精)。夫以外の第三者から提供された精子を用いた人工授精のことを指しますが、実際にAIDで生まれてきた人たちは、どんな思いを抱えているのでしょうか。前回の記事『<AID>精子提供で生まれた60代女性、31歳まで明かされず「嘘の中で、大きな不信感」』に続き、ノンフィクションライター・大塚玲子さんからのレポートをお届けします。

「AID」は不妊治療のひとつで、第三者提供の精子を用いる人工授精のこと。このAIDで生まれたことを隠されて育った人が、大人になってから事実を知って苦しんだり戸惑ったりするケースが少なからずあります。

そのため最近は、精子・卵子提供によって生まれた子どもの「出自を知る権利」をきちんと保障する国や地域が多いのですが、日本ではこういった法律や仕組みがまだ何も整備されていません。

いま開かれている臨時国会で、提供精子・卵子で生まれた子どもと親の関係を明確にする法案が出されており、会期中に成立すると見られていますが、ただし同法案において「出自を知る権利」は、「2年を目途」に検討するとされています。これについて、AIDで生まれた立場の人たちからは、自分たちの声をよく聞いて法整備を進めてほしいと声が上がっています。

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