2020年11月29日 21:00
近藤真彦とは何だったのか「マッチの存在感」と「ジャニーズの象徴」の所以

ジャニーズ事務所を支えてきた近藤真彦
「週刊文春」が報じた不倫問題により、<家庭を持つ一社会人による振舞いとして大変軽率であり、自覚と責任に欠ける行動であった>と、11月17日付での無期限芸能活動自粛処分が発表された、近藤真彦。
今年は歌手デビュー40周年という節目の年で、12月にはそれを記念したライブも開催予定だっただけに(公演は中止)、その影響は小さなものではない。
■5年おきの“やたら大きい扱い”
「そんな中、注目したいのは自粛発表直後に発売された週刊誌『AERA』『週刊朝日』『サンデー毎日』の3誌の表紙がすべてマッチだったことです」
と、ある芸能ジャーナリストは語る。3誌は表紙以外にもそれぞれインタビューも掲載し、さながらマッチ40周年を祝うかのような雑誌の作りをしていた。いざ発売となったタイミングで不倫を認め、無期限の活動自粛が発表と、まさに直撃を受けたかたちとなった。
「3誌の『間の悪さ』というネットニュースもありましたが、最初の不倫報道が出たのは、3誌発売の前の週でした。その段階で、表紙を差し替えるなどの対応ができたかもしれませんが、それはしなかった。つまり『大丈夫』という判断をした可能性が高いわけです。
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