くらし情報『「なぜ、厳しく育てたはずの娘が……」乳児遺棄事件、加害者家族の背景とその後』

2020年12月3日 05:00

「なぜ、厳しく育てたはずの娘が……」乳児遺棄事件、加害者家族の背景とその後

「なぜ、厳しく育てたはずの娘が……」乳児遺棄事件、加害者家族の背景とその後
昨年11月、当時大学生だった女性が赤ちゃんを土の中に遺棄した東京・港区の公園
「乳児遺棄事件」が後を絶たない。生い立ちや友達関係など、彼女たちが赤ちゃんを遺棄した背景にはいったい何があるのだろうか。「加害者」となった本人、そしてその家族が語ったこととはーー。凶悪事件も含め、200件以上の殺人事件などの「加害者家族」を支援してきたNPO法人World Open Heartの理事長・阿部恭子さんが、レポートする。

東京港区の公園でうまれたばかりの赤ちゃんの遺体が発見された事件で、先月、23歳の元大学生の女性が逮捕された。女性は地方の大学に在籍しており、就職活動のため上京していた際に羽田空港のトイレで出産。赤ちゃんが泣き止まず、首を絞めたと供述しているという。

本件のような乳児遺棄事件は度々起きているが、過去に「加害者」となった女性たちの生育歴から事件の背景に迫ってみたい。

■女友達ができなかった

会社員の絵美(仮名・19歳)は、勤務先近くの公共トイレで出産し遺体を自宅近くの山林に遺棄して逮捕された。

絵美には軽度の知的障がいがあった。学校の成績は常に最下位だったが、特に問題を起こす子どもではなかった。

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