くらし情報『《多頭飼育崩壊》一軒家に猫144匹、子猫の死体が転がる惨状も“行政は知らん顔”の闇』

2020年12月14日 08:00

《多頭飼育崩壊》一軒家に猫144匹、子猫の死体が転がる惨状も“行政は知らん顔”の闇

室内にいた猫の多くが3~5歳ほどの成猫。今年生まれたはずの子猫の姿はどこにもなかった。

「近親交配を繰り返しているため死産で生まれたり、育たなかった子も多かったのではないでしょうか。猫たちは栄養状態が悪かったので成猫が食べてしまったり、他の猫が子猫をおもちゃにしてなぶり殺してしまったことも考えられます」(前出・河野さん)

保護された後、猫たちに誰もが胸を痛めた。

「ほとんどの猫は長年のネグレクトで人間に対し不信感を持っていました。おまけに栄養失調状態でやせ細り、脱水症状がひどい子も多く、皮膚は硬くなって、点滴の針すら入れられなかった」

『多頭飼育崩壊インターベンション』理事の門倉民江さんは表情を曇らせた。

■家族は「虐待はしていない」と

それでも家族は「虐待はしていない」と訴え続けた。

河野さんは彼らに「愛護法違反のネグレクトであることをきちんと認識する必要がある」と伝えたが、

「“猫は家族といれば幸せ”と考えていましたので、幸子さんと由美さんは猫がいなくなった後、寂しくて毎日泣いていたそうです。典型的なアニマルホーダー(適切でない多頭飼育をやめられない人)の特徴です」

不思議なのは、大人が複数人いても誰も飼い方を指摘しなかったことだ。

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