2020年12月23日 04:00
浅香光代さん、コロナ禍の入院先で「浅草に帰りたい…」内縁夫と息子が明かす最期

浅香光代さんと内縁夫の世志凡太
「安らかな最期でしたよ。子どもたちが葬儀を執り行っています」
女優の浅香光代さんが、12月13日にすい臓がんのため亡くなった。葬儀の前日に取材に応じたコメディアンの世志凡太は、内縁の夫として、浅香さんと30年以上を共に過ごしてきた。
「悲しいとかはないですね。普通です。90歳を超えていますし、大往生だと思いますよ」(世志)
浅香さんは、弱冠9歳で演劇の道に。
「所属していた劇団が、座長の急死により解散となり、周囲に担ぎ上げられる形で14歳のときに『浅香光代一座』を立ち上げました。舞台のアクションの最中、生脚が着物からチラチラと見えるのが色っぽいと評判になり、“チラリズム”という言葉も生まれるなど話題になりましたね」(芸能レポーター)
晩年はバラエティー番組でご意見番としても活躍。“あたしゃねぇ〜”といった彼女のべらんめえ口調は、モノマネされるほどにお茶の間で人気を博した。また、’17年に亡くなった野村沙知代さんと互いを批判し合った『ミッチー・サッチー騒動』は当時、連日のようにワイドショーを賑わせた。
「浅香さんと沙知代さんは友人関係でしたが、何度も食事を奢らせたり、浅香さんの着物を断りなしに持って帰ったりと、沙知代さんの度を超えた厚かましさに面倒見のいい浅香さんは辟易。
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