2020年12月24日 21:00
中村勘九郎、コロナ禍での活動に「とにかく腐らずにいなきゃいけないと強く思った」

中村勘九郎撮影/伊藤和幸
「声優をやると決まったときは、うれしくて家族にすぐ言いました。“ポケモンやるよ”って。みんな大好きなのでめちゃくちゃ喜んでくれましたね。そのあと情報が解禁されると、子どもの友達の間でも話題になったようで、その話を誇らしげに僕に語ってくれるんですよ。カッコいいお父さんっていいじゃないですか。そんな子どもたちの姿を見て、“ああ、いい仕事したな”って思いました(笑)」
■思わず収録を止めてしまった理由とは?
歌舞伎だけではなく、昨年は『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』で2度目の大河ドラマに出演するなど幅広く活躍。
私生活では2児の父である中村勘九郎。この冬は、ポケモンと人間の親子愛を描いた『劇場版ポケットモンスター ココ』で、少年・ココを育てた幻のポケモン、ザルード役で声優に初挑戦した。
「やってみて改めて声優さんってすごいなと。参加したおまえが言うなと言われるかもしれませんが、おいそれと受けちゃいかんなと思いました(笑)。あと、アフレコのときにピカチュウとかみなさんの声が先に吹き込まれていたんです。思わず感動して “わー、すげー!!”って言葉が出てしまい、収録を止めてもらいました(笑)」
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