くらし情報『いじめ・不登校で家族に見放され、10数年ひきこもった男性が「恨み」を手放すまで』

2021年1月11日 11:00

いじめ・不登校で家族に見放され、10数年ひきこもった男性が「恨み」を手放すまで

現在、全国に100万人いると推測されるひきこもり。近年、中高年層が増加しており、内閣府は一昨年初めて、40歳以上が対象の調査結果を公表した。一般的には負のイメージがあるひきこもり。その素顔が知りたくて、当事者とゆっくり話してみたら……。(ノンフィクションライター・亀山早苗)

いじめ・不登校で家族に見放され、10数年ひきこもった男性が「恨み」を手放すまで
※写真はイメージです山添博之さん(36)のケース
愛知県名古屋市のある町に暮らす山添博之さん(36)は、2019年第1回ひきこもり文学大賞で大賞を受賞した。タイトルは『つうじょうじん』だ。通常人とひきこもりの立場を逆転させ、人々がひきこもらなければいけない時代を描いた小説である。その中で、彼は人々を皮肉り、ひきこもりを暴力的に家から出す、いわゆる『引き出し屋』を痛烈に揶揄している。立場が違えば、こんなものだと山添さんは冷静に世の中を分析してみせた。

そして、その小説どおり、2020年の春は、新型コロナウイルスの影響で、まさに「ひきこもることが美徳」とされた。

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長身にカジュアルなファッション。どこにでもいそうな好青年というイメージ。マスクの上に覗く目はとてもやさしい光を発している。そんな山添さんのひきこもりは、小学校5年生から10年以上に及んだ。

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