2021年1月16日 11:00
身体の関係を求められ…現役女子高生が告白した“悲惨すぎる”コロナ禍の「パパ活」

まだあどけなさが残る16歳のA子さん
「高校を中退することになりました。家も追い出され住むところもないので働きたいのですが、コロナの影響でバイトも決まらず、パパ活を……」
16歳の少女A子さんは、つらそうな表情で過酷な現状を語りだした――。おさまることのないコロナ禍で職を失う人が多い中、“パパ活”を通じてお金を得る女性が急増している。
パパ活とは、女性が食事やデートに付き合う見返りとして、「パパ」である男性から金銭を受け取ることだ。
性交渉を伴う援助交際とは異なり、表向きは健全な関係が前提とされているが、実態は売春行為も横行している。
18歳未満のパパ活は、パパ(男性)側が児童福祉法違反や未成年者略取の罪に問われる可能性があり、最近は事件化していることが多い。
東京都内に住む高校生のA子さんも、やむをえない理由からパパ活にいそしんでいる。
■コロナで仕事がなくなり、
パパ活を始めた
「実の母親はキャバ嬢でしたが、5歳のときに薬物中毒で亡くなりました。父親は元客で、顔も見たことがありません。それで、里親に引きとられて生きてきました。毎月、家に2万円入れなければならず、スマホ代や食費、洗剤なんかも必要なので、月に15万円は必要なんです」
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