「経歴だけみるとお嬢様の私でしたが、実は小学生のころから不良に憧れていたんです。髪も金色に染めたかったし、ピアスも開けたかった。ですから学校でも問題児でしたね(笑)。──特に娘が生まれてから思うんです。“私の娘は良い学校に通っているんですよ”というのは、親のエゴでしかないんじゃないかと。だから私は自分の理想を娘に押し付けたくない。娘が“公立が良い”といったら公立に行けば良いと私は思うんです」
■今も“加藤紗里”のキャラが染み付いて
高校卒業後は、当時つき合っていた年上の彼とともに東京へ。動物の専門学校に通い、トリマーと愛玩動物救命士、ドッグトレーナーの資格も取り、上野動物園で働き始めた。親の呪縛から解き放たれ、やっと自分の生活を手に入れたかと思われた矢先の2016年、狩野英孝の騒動が起きる。当時、狩野と交際中だった川本真琴が自身のツイッターで「私の彼氏を取らないでください」など加藤に対すると思われる投稿を連発し、物議を醸したのだ。
「正直驚きました。川本さんについても私はまったく知りませんでした。マスコミなどのメディアやインターネット界隈は私のことを“売名”だと批判の嵐。でもおかしくないですか?もし私が事務所に入っているタレントだったら“売名”といわれるのも分かる。
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