そして現在はシングルマザーを支援するシェアハウスを作ろうとしている。
「当事者になると、シングルマザーたちの悲しいニュースが耳に入ってくるようになったんです。当時は子どもを(過失や虐待で)亡くしてしまった彼女たちのことを“最低な母親じゃん”と思っていました。でも間違っていた。例えば、好きになった男性が“子どもと一緒じゃ嫌だ”といったとするじゃないですか。
シンママとしては“この人を失ったら結婚できないかも”“じゃ子ども置いてくるね”みたいになっちゃう人も大勢いるんだろうなと。そう思うと辛くなった。子どもと女性は男性からしてみれば“弱者”。そう思った時に“わああ”となり、見返すために起こしたのがこのシェアハウスプランだったんです」
そして彼女は「賛否両論あると思う」と続ける。常に動向がメディアやSNSで叩かれる彼女ならではの洞察だ。今も彼女が何かするたびに炎上騒ぎが起こる。知人から「インスタのコメント欄を閉鎖したら?」とも勧められる。だが「誹謗中傷で自殺も何度か考えました。でも加藤紗里というキャラからしたら、閉鎖することは“逃げだ”と思っている。だから絶対に閉鎖しない」とブレない。
最後にその加藤紗里の“キャラ”で、今後についても話してくれた。
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