2021年1月25日 11:00
「BLモノ」はもはや若手俳の登竜門、これまで「ゲイ」を演じてきた俳優たち

続編が期待される『チェリまほ』。左から赤楚衛二、町田啓太
テレ東の深夜ドラマにもかかわらず大ヒットを飛ばしたBL(ボーイズラブ)ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称チェリまほ)の勢いは今年に入っても止まらない。おっさんずラブ以降、急速に増えたBLモノ。実は意外なあの人もBLモノに出ていたんです。
■増えてきたボーイズラブ作品
「昨年の12月まで放送されていた町田啓太さんと赤楚衛二さん出演の『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系/以下・チェリまほ)の勢いが止まりません。放送日のツイッターのトレンドワードはもちろんですが、アジアをはじめとした海外でも大ヒットしているんです」(ドラマ関係者)
童貞のまま30歳を迎えて“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた冴えないサラリーマン・安達(赤楚)。パーフェクトな同僚・黒沢(町田)が自分を好きなことに気づき……というストーリー。
「これまでのBL(ボーイズラブ)作品との違いは、BLであることを全く忘れてしまうんですよね。それが変だとか、異常だとか、白眼視する目線が一切ない。これまで誰かに恋したことがない安達が、黒沢の気持ちに気づき、好きになって一緒になる─人が人を好きになるという当たり前のことが、優しい世界で描かれています」
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