2021年1月20日 18:30
宍戸錠さん1周忌も「開と絶縁、遺産持ち逃げ、3億円跡地」絶えない遺族トラブル

宍戸錠さん
「俺はこれまで1331人と寝たけれど、これは世界第3位なんだ」
生前、映画のイベントの席でこう語っていたのは、エースのジョーこと俳優の宍戸錠さん。自宅でヒッソリと息を引き取っていたのは、2020年1月18日のことだった。
「2013年に世田谷区の豪邸が全焼してから、近くの賃貸マンションに部屋を借りてひとりで住んでいたんです。錠さんが亡くなってから3日後、身の回りの世話をするためにたびたび訪れていた長女が発見したのです。リビングでうつぶせの状態で倒れていたそうですよ」(スポーツ紙記者)
錠さんは3人の子どもやその孫に囲まれていたわけではなかった。亡くなる少し前には、コンビニでお弁当を購入する姿が目撃されるなど、昭和の大スターの最後は、孤独で寂しいものだった。そこにはこんな理由があったよう。
「家庭を顧みない錠さんでしたから、子育ては奥さんが担っていた。家では夫婦ゲンカをして錠さんが手をあげることもあったそう。破天荒な人でしたから、家族を振り回す父親と子どもたちとの間には軋轢がうまれたのです。その溝をなんとか繋いでいたのが奥さんだったのですが、2010年に病気で他界。これを機にさらに溝は深くなった」
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