くらし情報『恋愛トラブルで居場所を失い、人間不信に…4年間ひきこもった息子を号泣させた「母の手紙」』

2021年1月31日 12:00

恋愛トラブルで居場所を失い、人間不信に…4年間ひきこもった息子を号泣させた「母の手紙」

親に虐待されたことはない。ただ、典型的な家庭像を望む父とそれに従っている母を見て「何か違う」と思いながら育った。

「姉が摂食障害で苦しんでいた時期があったので、やはりどこか家族関係が歪んでいたのかなぁとは思います。僕自身は小・中学校のころはごく普通で、中学ではサッカーをやっていました。でも高校入学後、山田かまちを好きになって、それを周りで理解してくれる友人がいなくて(笑)」

山田かまちは、1960年に生まれ、17歳で夭逝後、詩や絵画などが遺族によって発表されて人気を博した人物。絵や詩文は少年から青年へと向かう心の揺れや魂の叫びに満ちており、その“孤独”に上田さんは憧れたという。ちなみに私は高校時代に三島由紀夫にハマり、「好きで生まれてきたわけではないのだから、最後は自分の選択で人生を終わらせるべきだ」という考えに固執して学校へ行けなくなった時期がある。10代の心は非常に脆く繊細なのだと思う。

「高校時代は休み時間、いつも図書室で本を読んでいました。『若きウェルテルの悩み』とか。美術部だったので淡々とひとりで絵を描いたり詩を書いたり。友人との交流もトラブルもなかったです。でも、誰かと一緒に落ち着ける“居場所”が欲しいなぁと感じていましたね」

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