くらし情報『恋愛トラブルで居場所を失い、人間不信に…4年間ひきこもった息子を号泣させた「母の手紙」』

2021年1月31日 12:00

恋愛トラブルで居場所を失い、人間不信に…4年間ひきこもった息子を号泣させた「母の手紙」

■自助グループの心地よい距離感

何をしたらいいのか、何をしたいのか。彼は苦しい思いを抱えながら暗中模索していた。そんな息子をみて、母親はひきこもりについて勉強を重ねていたようだと彼は言う。

「姉は短大を出て隣町で就職、ワンルームマンションで暮らしていたんです。結婚してその部屋が空いたので、そこに住めと親に言われて。親子で少し距離をとったほうがいいと母が考えたようです。ネットビジネスはうまくいかないのでやめましたが、やはり外で働くことはできない。そのとき依存したのが本ですね。女性向けの恋愛エッセイや心理学関係の本を、図書館やネットカフェで読みあさっていました。依存症関係の本からカウンセリングにつながり、とある自助グループを紹介されたんです」

それが25歳を過ぎたころ。本しかすがるものがないのはよろしくないと自分でも感じていた時期だった。

人と接するのは怖くもあったが、「とりあえず、行くだけ行ってみた」という。

最初に参加したミーティングで、自己肯定感をもてないのは自分だけではない、さまざまな生きづらさがあると知った。それから徐々に上田さんはそのグループにのめり込んでいく。

「ひとり暮らしで昼夜逆転生活になり、ミーティング以外は何もしない生活が続きました。

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