くらし情報『『児童養護施設』を出たら生きていけない! 親族に頼れず貧困・孤立化する若者たち』

2021年1月29日 05:00

『児童養護施設』を出たら生きていけない! 親族に頼れず貧困・孤立化する若者たち

『児童養護施設』を出たら生きていけない! 親族に頼れず貧困・孤立化する若者たち
B4Sの「巣立ちプロジェクト」で、金銭管理について学ぶ児童養護施設の高校生
内定取り消しや採用控え、アルバイトの減収など、新型コロナウイルスが若者の行く手に暗い影を落としている。そんな状況にあっても、実家に頼ることができずにいるのが、虐待や親の精神疾患、経済的理由など、さまざまな事情で保護者のもとで暮らせなくなり、社会的養護下にいた子どもたちだ。

■施設を退所した後に待ち受ける困難

令和2年発表の「厚生労働省子ども家庭局」によると、現在、国内にいる社会的養護下にいる子どもは4万5683人。主に児童養護施設や里親、ファミリーホームなどに振り分けられる。

そのうち6割は児童養護施設で暮らしており、原則的には18歳で退所しなければならない。実は児童養護施設で暮らす子どもたちの9割以上に親がいるという。だが、安心して頼れる状態ではないケースが多いのが現実だ。退所後、頼れる親や大人のいない中で、衣食住、就職、進学、すべてのことに対応しなくてはならない。そんな状態でこの状況をサバイブしていくのは、困難の連続だろう。孤立が続けば、最悪の場合、犯罪被害にあったり、ホームレス化につながる可能性もある。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.