
(左から)綾瀬はるか、アンジャッシュ児嶋、ずん・飯尾和樹
デビューから、ただひたすらスポットライトを浴び続けるのが芸能人!というわけでもありません。事務所にもファンにも期待されず、辛酸をなめ続け、ようやく人気者になった人たちも多いもの。彼らがブレイクした要因を解析しました! (取材・文/寺西ジャジューカ)
タレントや俳優が売れるには、所属事務所からのバックアップが必要。つまり、“期待の存在”じゃないと世に出るのは難しい……と思われがちだが、決してそうとは限らない。さほど期待されていなかった、立場でいえばドラフト外だったのに、自力で大化けした芸能人、実はけっこう多いのである。
それを身をもって証明した芸能人たちについて、芸能事情に詳しいライターの鈴木旭さんに解説してもらった。
■芸人から愛されてきた人は生き残る
まず、芸歴30年を迎え、“癒し系おじさん”として目下ブレイク中のずん・飯尾和樹。しかし、同じ浅井企画所属で同期のキャイ~ンが順調に売れていったのとは対照的に、潜伏期間は長かった。
「飯尾さんの場合、お笑い芸人というよりも、場を和ませるタレントとして、徐々に認識されていった、という感じでしょうか。
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