2021年2月6日 06:00
森喜朗会長が“女性蔑視発言”で謝罪も「辞任」拒否、ならば「解任」はできる?

五輪・パラ関連イベントで楽しげだった森喜朗組織委会長と小池百合子都知事(2019 年6月)
《それじゃあ、そういうふうに承っておきます》
2月4日、いわゆる「女性蔑視」ととれる発言への謝罪会見に立った東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長。報道陣との質疑応答では「会長職が適任か」の質問に対して、森会長は《さあ?あなたはどう思いますか?》と逆質問するも「適任ではない」と返されると憮然とした表情で冒頭のように答えたのだった。
翌5日には、小池百合子都知事も「私自身も絶句し、あってはならない発言」と五輪・パラリンピック開催の“パートナー”である森会長を批判。そして「大きな事態に直面している」と、危機感を隠さなかった。
「森さんは会見で、言葉こそ丁寧に対応するも節々からは納得していない様子で、“何が悪いのか”と言わんばかりのイライラした空気を醸し出していました。その威圧感に押されてか、森さんから“聞こえない”と聞き返されて萎縮する記者もいたほど。辞任する気はさらさらないようです」(全国紙記者)
会見を生中継した各局のワイドショーでも、やはり注目していたのは会長職を「辞任」
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