くらし情報『パニック障害で8年間のひきこもり地獄。克服のため課した逃げ道のない「二者択一」』

2021年2月15日 16:00

パニック障害で8年間のひきこもり地獄。克服のため課した逃げ道のない「二者択一」

現在、全国に100万人いると推測されるひきこもり。近年、中高年層が増加しており、内閣府は一昨年初めて、40歳以上が対象の調査結果を公表した。一般的には負のイメージがあるひきこもり。その素顔が知りたくて、当事者とゆっくり話してみたら……。(ノンフィクションライター・亀山早苗)

パニック障害で8年間のひきこもり地獄。克服のため課した逃げ道のない「二者択一」
※写真はイメージです田澤光太郎さん(32)のケース
「あれ以上の地獄はなかった。外に出たいけど出れば気持ちが悪くなるから出られない。“ひきこもる”のはつらかったけど、ひきこもらざるをえなかったのも事実なんです」

そう話すのは埼玉県に住む田澤光太郎さん(32)。現在はアニメーターとして制作会社に勤務する。多忙ながらやりたいことを仕事にできた彼だが、その道のりは長く険しいものだった。

■体調不良で早退を繰り返すように

会社員の父と専業主婦の母、姉ふたりの末っ子として生まれた田澤さんは、活発な子だった。小学校のときはサッカーが大好きで、「給食と休み時間が大好きな」クラスの人気者だった。

ところが6年生になったある日、なぜかけだるさを覚えて学校を早退。それ以来、体調不良が続いて早退を繰り返した。運動会や行事が続いて疲れたのかと思っていたが、「明日はちゃんと行くぞ」

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