くらし情報『貧困は「健康格差」も招く…「虫歯は10年放置」SOSを“出せない人”のリアル』

2021年2月24日 07:00

貧困は「健康格差」も招く…「虫歯は10年放置」SOSを“出せない人”のリアル

貧困は「健康格差」も招く…「虫歯は10年放置」SOSを“出せない人”のリアル
※画像はイメージです
貧困、格差問題を取材し続け、自らも「隠れ貧困」の家庭で育った経験を持つ、『年収100万円で生きる―格差都市・東京の肉声―』の著者でフリージャーナリストの吉川ばんびさん。彼女が経験した、そして取材で見てきた「貧困の世界」を、これからシリーズ化して届けていく。第1回は、コロナ禍で深刻化する貧困について。SOSを出せない人たち、出さない人たちーー。その背景には何があるのか。

■路上に放り出された5000人

新型コロナウイルスの拡大により、ただでさえ深刻だった貧困問題が、凄まじい勢いで拡大をつづけている。これまで衣食住に困っていなかった人々ですら「所持金が数十円で今日食べるものがない」というような困窮状態に陥るなど、いつ誰が貧困当事者になってもおかしくないほど、事態は混迷をきわめている。

コロナ禍で特に打撃を受けているのは、やはり以前から低所得層だった人々だ。もともとネットカフェ、24時間営業のファストフード店などで寝泊まりしていた居住困難者の多くが、昨年の緊急事態宣言下の営業自粛で居場所を失い、東京都だけでも約5000人が路上に放り出されたと推測される。(平成30年 東京都福祉保健局生活福祉部生活支援課による『住居喪失不安定就労者等の実態に関する調査報告書』参照)

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