くらし情報『陸前高田市が寄り添う“見つけたいタイミング”、泥だらけの「思い出の品」返却事業』

2021年3月11日 11:00

陸前高田市が寄り添う“見つけたいタイミング”、泥だらけの「思い出の品」返却事業

3月11日で東日本大震災から10年。震災直後から被災地に入り、取材を重ねてきたジャーナリストの渋井哲也氏による現地からのリポート第二弾。泥まみれの写真にランドセル……岩手県陸前高田市にある「思い出の品」返却事業のリアル。

陸前高田市が寄り添う“見つけたいタイミング”、泥だらけの「思い出の品」返却事業
岩手県陸前高田市「一般社団法人三陸アーカイブ減災センター」保管してある写真の数々
東日本大震災では津波が発生したことで、さまざまな物が流された。自衛隊員は、遺体捜索などの際、写真や大切なものと思われるものを、ほかの震災ゴミとは別に集めていた。それらの「思い出の品」の返却事業は、「心の復興」事業として続けられてきたが、震災から10年がたち終了するところが多い。そんな中、岩手県陸前高田市の「一般社団法人三陸アーカイブ減災センター」では、思い出の品を独自に保管し、持ち主の元への返却を続けるようにしている。

■震災で学んだ写真の保管方法

同センターの事務所には約6万9000点の写真と約3000の物品が保管。写真は、アナログ写真のプリントのほかプリクラもあり、プリ帳(プリクラのシールを貼り付けた手帳)が発見された場合は手帳を解体して、きれいにしてから保管している。ほかにもランドセルやカメラ、お祭りで使用していた小道具、箱に入ったままの“へその緒”まであった。

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