くらし情報『《福島原発事故》自主避難を「自己責任」と切り捨てられた母子避難者の苦悩と闘い』

2021年3月13日 13:00

《福島原発事故》自主避難を「自己責任」と切り捨てられた母子避難者の苦悩と闘い

《福島原発事故》自主避難を「自己責任」と切り捨てられた母子避難者の苦悩と闘い
福島原発事故の母子避難者森松明希子さん(写真/共同通信)
未曾有の原発事故から10年。母子避難者の森松明希子さんにとっては、住み慣れた地域を追われた年数でもある。子どもたちが夜行バスでやってくる父親に会えるのは、今も月に1度だけ。家族一緒の暮らしは奪われたままだ。国連の壇上で、講演で、裁判で、森松さんは声を上げ続ける。避難した人も、とどまる人も、等しく大切な命だから。

■問題の本質は“被ばく”です

2011年3月11日、東日本大震災・福島第一原発事故が発生した。そしていま、「原発事故から10年」という文字が飛び交う。しかし、被害を受けた当事者にとっては、あの日から地続きの積み重ねが3652日目を迎えるだけだ。ひとりひとり、事故前の歴史と、事故で断絶されたその後の歴史がある。

事故から7年後の’18年3月18日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会の壇上に、1人の日本人女性の姿があった。森松明希子さん──。2人の子どもを守るため原発事故後、福島県郡山市から関西へと避難した女性だ。

「今後も福島、そして東日本の、特に、脆弱な子どもたちを、さらなる被ばくから守ることに力を貸してください」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.