くらし情報『他人事ではない住宅ローン危機「返済リスクの高い組み方をしている人が非常に多い」』

2021年3月22日 06:00

他人事ではない住宅ローン危機「返済リスクの高い組み方をしている人が非常に多い」

コロナ禍の収入減で住宅ローンの返済に苦しむ人が増加。労働時間の短縮や職を失う状況が家計を圧迫し続け、今は返済できても、この先の不安は尽きない。大切な自宅を失う前にすべき行動を解説します。

他人事ではない住宅ローン危機「返済リスクの高い組み方をしている人が非常に多い」
イラスト/ふじい まさこ■住宅ローンの相談がコロナ禍で5倍に増加

「コロナの影響で製造業の夫の残業がなくなり月6万円も収入減。子どもが小さくて働けず、定期預金を解約しました。マンションのローンを返していけるか途方にくれています」(40代主婦)

金融庁の発表によると、昨年3月10日から今年1月末までの約11か月間に全国の銀行で行われた住宅ローンの貸付条件変更等の申し込み件数は3万7942件。コロナ前の年間約2万5000件(平成30年4月~平成31年3月)に比べてすでに約1・5倍となっている。

「全国で緊急事態宣言が行われた昨年の4~5月は、住宅ローンの不安を訴える相談が例年の5倍に増え相談の電話がとれないほど。ギリギリの生活で返済している人の多さを実感しました」

そう話すのは、NPO法人『住宅ローン問題支援ネット』の代表を務める高橋愛子さん。昨年の秋ごろからは、“家を手放すしかない”という深刻な相談も目立ち、飲食、イベント関連、アパレル、観光関連に携わる零細企業の会社員や自営業の人への打撃が大きいという。

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