くらし情報『1.5畳の部屋に15年入居、生活保護費をピンハネする「貧困ビジネス」悪徳スカウトの手口』

2021年3月28日 18:00

1.5畳の部屋に15年入居、生活保護費をピンハネする「貧困ビジネス」悪徳スカウトの手口

生活困窮者を食い物にする悪質な「無料低額宿泊所」の実態とは──。フリーライターの林美保子さんがリポートする。《シリーズ第2回》

1.5畳の部屋に15年入居、生活保護費をピンハネする「貧困ビジネス」悪徳スカウトの手口
路上生活者は悪質な無料低額宿泊所のスカウトマンの餌食に(写真はイメージです)
※第1回→《貧困ビジネスの温床『無料低額宿泊所』、元入所者が語る「まるで雑居房」の劣悪環境》

第2回
スカウトマンに甘い言葉で誘われ、1.5畳の部屋に15年
本来は、生計困難者のために、住む場所を提供する福祉施設という位置づけになっているはずの無料低額宿泊所が貧困ビジネスの温床になっている。アパートなどの居宅生活に移行するまでの一時的な施設であるはずなのだが、実際には何年も入所している人は少なくない。

彼らはどうやって、無料低額宿泊所に入所することになるのだろうか。ひとつの方法として、スカウト活動がある。

■行き場のなさそうな人に目をつける

筆者はかつて『反貧困ネットワーク埼玉』主催による相談会で、2人の男性から体験談を聞いた。

Aさん(40代・男性)は、4年前までは建設関係の仕事に就いていたが、傷口から雑菌が入ったのが原因で左腕に障害が残り、力仕事ができなくなった。掃除のアルバイトをしながらネットカフェや新宿中央公園に寝泊まりをするようになったある日、「仕事を探しているの?」

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