くらし情報『1.5畳の部屋に15年入居、生活保護費をピンハネする「貧困ビジネス」悪徳スカウトの手口』

2021年3月28日 18:00

1.5畳の部屋に15年入居、生活保護費をピンハネする「貧困ビジネス」悪徳スカウトの手口

6畳部屋を薄いベニヤ板で区切った1.5畳で、アコーディオンカーテンがドア代わりという個室とは名ばかりの部屋に15年も住み続けてきたという。

「外に出してくれ」と、何度も市役所に相談したものの、「金遣いが荒いからひとり暮らしは無理」などと施設側がケースワーカーに吹き込むためにどうにもできずにいた。

1階の灰皿設置場所でたばこを喫っていると、入居者同士で雑談になることもある。身体を壊して働けなくなったとか、事業の失敗、ギャンブルでサラ金に手を出したというような体験談も聞いた。多くの者は、施設を出た後に生きていくための情報やノウハウを持っていないため、どうしようもなくとどまっているというのが現状だった。

Cさんは警備の仕事をしており月10万円の収入を得ていたものの、そのぶん生活保護費も減らされることもあり、自力でアパートを借りることもできない。何とかして出たいと思っていたCさんは新聞で『反貧困ネットワーク埼玉』の告知記事を見つけ、仕事に出かけるふりをして、相談会にやってきたのだった。

なぜ、なかなか出してもらえないのだろうか。

「1人減れば、ひと月の稼ぎが約10万円減るわけですからね」

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