くらし情報『自殺に孤独死…ドス黒いシミに消えない死臭、遺族の悲しみも拭う「事件現場清掃人」』

2021年3月28日 13:00

自殺に孤独死…ドス黒いシミに消えない死臭、遺族の悲しみも拭う「事件現場清掃人」

父親が死んだ血まみれの浴室を見ておきたいという娘、息子の自殺現場で大家に頭を下げ続ける母親、死後1か月以上の孤独死……。部屋に残された痕跡から故人の“想い”を悟ること。そして、遺族の激しい感情の揺れを受け止めること──。死の後始末をする清掃人として、「ご安心ください」と胸を張って言えるまでには、長い年月が必要だった。

自殺に孤独死…ドス黒いシミに消えない死臭、遺族の悲しみも拭う「事件現場清掃人」
事件現場清掃人・高江洲敦さん(撮影/渡邉智裕)■事件現場清掃人・高江洲敦さん

東京の下町にある古いアパートの一室で孤独死が起きた。亡くなったのは62歳の男性。半年ほど前に職を失い、以来ほとんど6畳1間の自室にこもっていたらしい。たまたま部屋を訪れた元同僚が、玄関口で助けを求めるようにして倒れていた男性を発見し、警察に通報した。

「事件現場清掃人」である高江洲敦(たかえすあつし・49)は、アパートの大家さんから電話でこんな依頼を受けた。

「死後1か月たって見つかったようなんです。ご遺体の腐敗が進んでしまったためににおいが酷くて、一刻も早くにおいを消してほしいのです」

「ご安心ください。私が必ずきれいにして差し上げます」

高江洲が代表を務める「事件現場清掃会社」は、「特殊清掃」

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