くらし情報『今やふるさと納税返礼品、「ルーレット式おみくじ器」は、なぜ令和まで生き残ったか』

2021年3月31日 12:00

今やふるさと納税返礼品、「ルーレット式おみくじ器」は、なぜ令和まで生き残ったか

その昔、喫茶店や食堂のテーブルに置かれていた魅惑の暇つぶし。昭和のレトロアイテムが次々と消えゆく中、現役の背景を探ると──。

今やふるさと納税返礼品、「ルーレット式おみくじ器」は、なぜ令和まで生き残ったか
ルーレット式おみくじ器は税込み価格で1台8800円。写真の青、赤のほか、限定バージョンもある(画像提供=北多摩製作所)
「今でも月約150〜200台ほど売れています。昔からずっと同じ金型を修理しながら使って製造していますので、見た目も性能も変わりません。おみくじ1回の値段も100円のまま据え置きです」

と話すのは、岩手県滝沢市の「北多摩製作所」の取締役営業本部長・進藤卓弥さん。

球体のマシンには12星座占いそれぞれのコイン投入口があり、100円玉を入れてレバーを引くと上部のルーレットがスタート。同時に小さな筒状に丸められた運勢を告げる紙がポトリと排出される。

ルーレットの玉が何番に収まるかが占いの行方を左右するため、レバーを引く力加減やタイミングで利用者の技術介入余地を残しているのが最大の魅力だ。

■開発に3年! まるで“下町ロケット”?

同社はこの「ルーレット式おみくじ器」を現在も製造・販売する国内唯一の企業。本業は金属加工で、メーカーから注文を受けて医療機械に使う金具を作ったり、パソコン内部の骨組みに精密な穴を開けるなど“下町ロケット”のような仕事に取り組んできた。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.