くらし情報『【追悼】橋田壽賀子さん、生前に語っていた「私がお墓に入るとき」』

2021年4月5日 21:17

【追悼】橋田壽賀子さん、生前に語っていた「私がお墓に入るとき」

【追悼】橋田壽賀子さん、生前に語っていた「私がお墓に入るとき」
橋田壽賀子さん(2018年撮影)
『渡る世間は鬼ばかり』、『おしん』など、多くのテレビドラマを手がけ、’20年には文化勲章も受章した脚本家の橋田壽賀子さんが、急性リンパ腫のため95歳で亡くなった。『週刊女性』では、2018年から2021年2月まで橋田さんの“痛快放談”を連載していた。なかから「自分がお墓に入るとき」というテーマで語った回を掲載する。(初掲載は2018年12月)

* * *

親しい方々が亡くなり私自身も93歳になった今、お墓に入る日がだんだん近くなってきた。

後を継ぐ者のいない爽やかな独り身の私。60歳で亡くなった主人が生前によく言っていたように、お骨は海か空にまいてくれてもいいし、近年流行りの樹木葬というのもよさそうだ。いつか土となって、木の養分になりそうだもの。

けれど、実際はそうもいかない。

両親のお墓が愛媛県の今治市にあり、私はそこに入るつもりだ。

「主人のお墓に入らないのか?」と、思われた方もいるだろう。

あれほど、「海にまいてほしい」と言っていた夫も、死ぬ間際には、

「やっぱり俺は、おふくろのそばがいいよ……」と、沼津にある実家のお墓を新しく建て替えて、そこに入ってしまったのだ。

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