くらし情報『【追悼】橋田壽賀子さん、生前に語っていた「私がお墓に入るとき」』

2021年4月5日 21:17

【追悼】橋田壽賀子さん、生前に語っていた「私がお墓に入るとき」

「あ~あ、私もそこに入らなきゃいけないのか……」とガッカリしていたが、主人の兄が亡くなる前に「嘉一(夫の名)はおふくろのところに入れたけど、壽賀子さんは入れにゃあ」と言うではないか。

こちらとしてはありがたい話だ。お墓に入ってまで、姑(しゅうとめ)や義兄などに“嘉一の嫁”として気を遣わなければならないのはごめんです。

今治にある私の両親のお墓に一度、泉ピン子ちゃんとお参りに行ったことがある。

「菊一(きくいち)菊枝(きくえ)」と彫られてある墓石を見て、「ご両親は漫才師なの?」と、冗談めかして笑っていたっけ。

先祖代々が奉られているそのお墓の中に「百回忌の方がいらっしゃいます」と、お寺の住職さんが教えてくれた。

「あんまり関係ないな」とは思ったけれど、「橋田家で残されたのは私ひとりだし」と、そのとき百回忌の供養をお願いした。

つきあってくれたピン子ちゃんは、とんだところで時間を取られて楽しみにしていた「今治名物の美味しいうどん」が食べられず、何とも恨めしい顔をして私を見た。「ごめんね、また食べに来ようね」と言いつつ、その帰り道にまだ結婚していなかった彼女が、「私もママ(私のことをこう呼ぶ)

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