’07年には、えなりが風俗好きだと報じた『日刊ゲンダイ』が抗議を受け、謝罪。また「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか」というネタを開発した、ものまね芸人・ホリの「先にシャワー浴びてこいよ」という下ネタも、事務所の意向で封印させられたという。
そんな環境は、むしろ子どもを息苦しくさせる。ドラマでもそれ以外でも“よき息子”でい続けるのはかなりのストレスだ。ただ、幼少期から“よき息子”に徹してきたえなりは反抗できない。ピン子は「母親から自立したほうがいい」ともアドバイスしたそうだが、そうするわけにもいかなかったのだろう。その板挟み的葛藤が「発疹」となって現れたのではないか。
では、本当のところ、えなりはピン子をどう思っているのだろう。
■えなりかずきの胸の内は?
実は10年前のブログで、彼女について触れている。「おかあさま」と名乗る読者から寄せられた『渡鬼』の舞台を見に行った際、一緒にいた3歳の息子がピン子に声をかけてもらったという趣旨のコメントへの返事だ。えなりは「お母さん(ピン子さん)」は「お芝居好きの子どもさんとか、大好きですからね」と答えていた。「おかあさま」という読者にお母さん(ピン子さん)
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