
上皇陛下とともに「仙洞仮御所」で過ごされる美智子さま(2020年12月2日・宮内庁撮影)
「上皇ご夫妻は、4月10日に62回目の結婚記念日を迎えられました。コロナ禍になる以前は毎年、ご家族とともにお祝いの食事会が行われるのが恒例でしたが、今年も当然、開催できませんでした。両陛下や秋篠宮ご夫妻、お孫さんたちと会ってお話できる貴重な会を催せる見通しが立たず、つらいお気持ちでしょう」(皇室担当記者)
東京都港区にある『仙洞仮御所』に引っ越されてから約1年、“おこもり生活”を続けられている上皇ご夫妻。皇居よりも都会の喧騒を感じやすい環境を楽しまれつつ、お互いのことを気遣って支え合う毎日を送られているという。
「日課であるお庭の散策中に少し立ち止まって息を整えることはありますが、起床、食事、散策、就寝などの時間は規則正しく、特段お変わりなく過ごされています。新聞を丹念にお読みになって、国内外の状況について話し合ったり、大相撲が開催される際はおふたりで楽しそうにテレビ中継をご覧になっています」(上皇職関係者、以下同)
■ご友人に相次ぐ訃報
交友関係が幅広い上皇ご夫妻だが、人と会えない日々が続く。
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