くらし情報『貧困・DV・望まない妊娠…路上に立つ“ワケあり女性”を救う「歌舞伎町の守人」の素顔』

2021年5月2日 13:00

貧困・DV・望まない妊娠…路上に立つ“ワケあり女性”を救う「歌舞伎町の守人」の素顔

日本随一の歓楽街で、路上に立つ女性たちに、マスクや使い捨てカイロを配る男性がいる。所持金1000円の家出少女、コロナで困窮するデリヘル嬢、保険証もお金もない妊婦……。困りごとを抱えた多くの女性たちから信頼を集める坂本さんは、どこにでも出向いて話に耳を傾ける。相談は無料、活動はすべて手弁当。彼女たちに「居場所と選択肢をつくりたい」から。

貧困・DV・望まない妊娠…路上に立つ“ワケあり女性”を救う「歌舞伎町の守人」の素顔
NPO法人『レスキュー・ハブ』代表坂本新さん
東京随一の繁華街の新宿区歌舞伎町。夜でもきらびやかな1丁目を抜けて2丁目に入ると、薄暗い空間のあちこちに若い女性がたたずんでいる。

そのひとりが坂本新さん(49)を見るなり、「あ、久しぶり~。ね、ちょっと聞いて」と雑談を始めた。坂本さんは「今日は寒いね。これ使って」と、使い捨てカイロとクレンジングジェル、そしてマスクなどを手渡した。それぞれの品物には「お話しを聞かせてください」とのメッセージ・カードが貼られている。

だが坂本さんは雑談が終わると、カードに書かれていた「お話」に触れることなく、「じゃ、またね」と、その場を離れた。

■話を聞き、ベストな方法を一緒に考える

この日、坂本さんは何人もの女性から声をかけられ、もしくは“ワケあり”と思われる、たたずんでいる女性には自分から声をかけ、同じことを繰り返した。

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