くらし情報『昭和の有名画家・山下清、欲しかった「カラーテレビ」と引き換えに描いた“色紙の絵”』

2021年5月12日 11:00

昭和の有名画家・山下清、欲しかった「カラーテレビ」と引き換えに描いた“色紙の絵”

昭和の有名画家・山下清、欲しかった「カラーテレビ」と引き換えに描いた“色紙の絵”
『裸の大将放浪記』で知られる山下清画伯
女優・冨士眞奈美が古今東西の気になる存在について語る当企画。今回は、名だたる画家とのユニークな交友について。

■日本洋画界の巨匠がモデルに指名

年を重ねるにつれ、わかってくること、理解できることが増えていく。若い時分というのは、なかなかモノの価値というのがわからない。そのひとつに、絵の価値があるのではないかと思う。

かつて、『週刊朝日』が多士済々の15人の画家に表紙を描いてもらい、読者による人気投票を行う「表紙コンクール」という企画を、定期的に開催していた。東郷青児さん、三岸節子さん、梅原龍三郎さんなど名だたる画家たちが表紙を描くのだけれど、条件として必ず画家自身が選んだモデルを1人だけ立てて表紙用に描く──。

高峰秀子さん、原節子さんといった超有名な女優さんが選ばれる中、どういうわけかNHKに所属したばかりの新人女優である18歳の私に白羽の矢が立った。しかも、矢を立てたのは、日本の洋画界に多大に貢献された小磯良平さん。

あの迎賓館の大広間の壁画「絵画」や「音楽」を制作し、後に文化勲章を受章する巨匠が、なぜ名もないひよこを選んだのか、今になってもわからない。

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