その年の差45歳。加藤茶さんの妻として健康を支え続けて10年目。“介護”はいずれやってくると覚悟を決め現在猛勉強中。そんな中で生まれた驚きや疑問。この超高齢化社会に、前向きになれる介護情報をお届けします。

加藤綾菜さんと加藤茶さん、今年で結婚10周年!
第1回“介護”は、ある日突然やってくる!
綾菜さんは、介護職として働くうえで基本となる『介護職員初任者研修』と、その上の『介護福祉士実務者研修』を取得。今後実務に取り組んでいきたいという綾菜さんと、介護の生の声を読者にお届けする本連載。今回はその意気込みを語っていただきました。
■6年前、突然加トちゃんが病に倒れ……
──介護に関心を持ったのは、ご主人の加藤茶さん(以下、加トちゃん)の病気がきっかけですか?
綾菜そうですね。6年前、ロケから帰宅すると急に具合が悪くなり40度の高熱を出したんです。全身が跳びはねるほど痙攣して、あわてて担ぎ込んだ病院でパーキンソン症候群と診断されました。特に予兆もなく、突然のことで本当に驚きました。すぐに入院して点滴につながれ、丸々1か月。入院生活で体力は衰え、みるみるうちに体重は38キロにまで落ちてしまって。
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