くらし情報『「お嬢様と召使」妻を殺害した“優しい夫”、本人が語った遺体を必死に隠し続けた悲しい理由』

2021年5月31日 05:00

「お嬢様と召使」妻を殺害した“優しい夫”、本人が語った遺体を必死に隠し続けた悲しい理由

彼の性格について、周囲の人々は口をそろえて、怒った姿は見たことがなく、穏やかだと話す。被告に自分ではどう思うか尋ねたところ、決して怒りを感じないわけではないが、感情を表出することが苦手だという。

被告は吃音があり、緊張が高まるとどもってしまう。昔は今より酷かったことから、人知れず劣等感を抱えていたかもしれない。自己肯定感の低い人にとっては、他人が受け流すような言葉さえも人格否定と捉え、傷を深めてしまう傾向がある。傷を放置し続けると自傷では済まなくなり、重大な加害行為に発展するケースは少なくないのである。

パートナーからの言動に傷ついて苦しいという場合、DVの相談窓口が存在している。こうした相談窓口では、DVか否かを判定するのではなく、相談者が苦しいと感じたことを聞いてもらえる。

しかし、相談者の多くは女性を想定しており、男性が相談しやすい環境にはないのが現状ではないだろうか。被告の周りに同じような悩みを持つ人がいたならば、事件にまで発展しなかったかもしれない。問題のない家庭で育ったからこそ、対処能力も育たなかった。

たとえ、妻の言動に問題があったとしても、人を殺めていい理由には到底なり得ない。

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