その部分は、自分にもあるなと思いながら演じました」
■夢だった共学、青春を追体験
中学から高校まで6年間男子校に通っていた浮所にとって、夢だったという共学の雰囲気を今作で経験することができた。
「男女共学って自分からはかけ離れた世界。経験できなかったことが、人生でちょっと損をしているというか、悲しいなと思っていたんです。でも、今回の映画で疑似体験できて、よかったです。青春って、こんな感じなんだなって味わうことができました(笑)。そう思えるのは、撮影がめちゃめちゃ楽しかったからかもしれないです」
海辺での撮影の合間に同年代の出演者たちとビーチボールで遊び、文化祭のシーンではヴァンパイアのコスプレにも挑戦した。
「共学っていいなと思いましたが、男子校もそれはそれでいいんですよ。女の子がいないのでカッコつけなくていいし(笑)。もし、女の子がいたら、ダサいところは見せられないと思っちゃうタイプですね」
■自分への好意は気づくタイプ
劇中のつかさと有馬のように、女の子から校舎裏に呼び出されて告白されるような経験があるのでは?と聞くと、
「いや~、ないです。モテないですから。校舎とか体育館の裏とか、人目のつかないところで告白されるって、めっちゃ憧れます。
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