くらし情報『「選択的夫婦別姓」を求める当事者の切実な思いと、“反対派”の圧力がまかり通る理由』

2021年6月13日 13:00

「選択的夫婦別姓」を求める当事者の切実な思いと、“反対派”の圧力がまかり通る理由

「選択的夫婦別姓」を求める当事者の切実な思いと、“反対派”の圧力がまかり通る理由
井田奈穂さん『選択的夫婦別姓・全国陳情アクション』事務局長
「アメリカのカマラ・ハリス副大統領やカナダのジャスティン・トルドー首相、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は別姓夫婦です。夫婦がお互いの氏名のままでいることで、社会問題が起きたことはありません。それなのに、なぜか日本では認められない。国際結婚では夫婦別姓が基本なのに日本人同士だとダメ。夫婦同姓が強制されている国は世界中で日本だけ。国連から何度も改善勧告を受けている、まさにありえない状況です」

こう語るのは、市民団体『選択的夫婦別姓・全国陳情アクション』(以下、陳情アクション)を立ち上げ、事務局長を務める井田奈穂さん(45)だ。彼女は、企業で広報の仕事をしながら、夫婦別姓も選べるよう法改正を求める活動を続けている。

選択的夫婦別姓とは、結婚したあとも夫婦が希望すれば、結婚前の姓をそれぞれ名乗れる制度のこと。現在、日本の法律では、結婚した夫婦は同じ姓を名乗るよう定められている。つまり夫と妻のどちらか一方が姓を変えなければならないが、実際には改姓した人のうち96%を女性が占めるのが現実である。

夫婦同姓を強制するのではなく、別姓も選べるよう制度を変えてほしいというのが井田さんたちの要望だ。

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