くらし情報『故・大杉漣さんが演じた『教誨師』、受刑者や死刑囚を“償い”に導く仕事の重みと葛藤』

2021年6月9日 05:00

故・大杉漣さんが演じた『教誨師』、受刑者や死刑囚を“償い”に導く仕事の重みと葛藤

故・大杉漣さんが演じた『教誨師』、受刑者や死刑囚を“償い”に導く仕事の重みと葛藤
最後の主演作で『教誨師』を演じた故・大杉漣さん
2019年9月、茨城県境町の住宅で、この家に住む夫婦が殺害され、2人の子どもが重軽傷を負った事件。茨城県警は5月29日、子どもたち2人への殺人未遂と傷害で、無職、岡庭由征容疑者(26)〈殺人容疑で逮捕、処分保留〉を再逮捕したと発表。

岡庭容疑者は過去に2人の少女を刃物で切りつけたとして殺人未遂罪などで逮捕、起訴されていた。だが、精神鑑定で刑事罰ではなく医療少年院へ送致の保護処分が決まった。出所後、再び凶行に走ったとみられている。

それに対し、世間は憤り、SNSを中心に罰則の厳罰化、少年法の改正が叫ばれた。

だが、岡庭のように再び罪を犯し、塀の中に戻ってくる受刑者は少なくない。

■『教誨師』は受刑者を
更生に導く「伴走者」

現在、刑務所や拘置所などに収監される被収容者の数は4万6148人(矯正統計調査’21年3月現在)。

「刑務所など刑事施設では被収容者への矯正教育やカウンセリングなど更生プログラムも用意されています。ですが、最後に向き合うのは自分の罪をどう償えばいいのか。これは宗教家でなければできないことではないかと思います」

そう説明するのは龍谷大学の石塚伸一教授(刑事法学)。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.